アコヤパールと宝石のデザインジュエリーブランド

COLUMN

ジュエリーコラム

  • HOME
  • コラム一覧
  • ジュエリーがくもった原因は保湿ケア?ジュエリーにも日頃のお手入れが必要な理由

ジュエリーがくもった原因は保湿ケア?ジュエリーにも日頃のお手入れが必要な理由

2021.03.04 更新

その他

お手入れエメラルドハンドクリーム油分変色

ジュエリーがくもった原因は保湿ケア?ジュエリーにも日頃のお手入れが必要な理由

乾燥する季節には欠かせない保湿ケア用品ですが、その多くにはジュエリーにとって大敵の「油分」が含まれています。
とはいえ、化粧水だけでは十分な保湿ケアができないためハンドクリームなどの保湿ケア用品が必要なことも事実です。
保湿ケアをしっかりしつつジュエリーを楽しむためにはどういったことに気をつければ良いのでしょう?

保湿ケアに欠かせないハンドクリームがジュエリーに与える影響とは?

保湿ケアには欠かせないハンドクリームですが、ご存知のようにほとんどの商品が油分を含んだものです。
こういった油分ジュエリーにどんな影響を与えるのか、そしてハンドクリームを使いつつもジュエリーを楽しむためのポイントについてご紹介します。

美容に良いハンドクリームの成分でも宝石にとってはNG

ハンドクリームの成分といってもいろいろありますが、それこそ高保湿かつ美容成分として有名なシアバターも植物性の油脂なので宝石にとって良いものではありません。

こういった油分が宝石についてしまうと、ダイヤモンドの場合は油分がなじみやすいためせっかくの輝きがにぶくなってしまうのです。

ダイヤモンドに限らず、オパール真珠などの宝石も同様に輝きがにぶくなってしまうため気をつける必要があります。

ハンドクリームを塗った後はベタつかないか要チェック

かといって、化粧水だけでは水分がどんどんなくなってしまい乾燥してしまいますよね。
うるおいをキープするためにはやはりハンドクリームは欠かせないアイテムです。

そこでハンドクリームを塗った後は手にしっかりなじんだことをチェックしてからジュエリーを身につけることをおすすめします。

ベタつきを感じる状態だと、表面に残っているハンドクリームがそのまま宝石についてしまいかねないので注意しましょう。

オイルを使うとエメラルドの透明感がUPするって本当?

事実、宝石のなかにはエメラルドのようにオイルを使って透明感を出すものもあります。
ということは、オイルオンリーの保湿ケアならジュエリーにとってもお手入れになって一石二鳥と思うところですが実際はそうとも限らないのです。

エンハンスメント処理ができない宝石にはオイルはNG

オイルや樹脂を使って透明感を出すことを「エンハンスメント処理」といい、ほとんどのエメラルドがこの処理をされています。

この事から美容オイルで保湿ケアをした後ならジュエリーを着けても問題ないように思えますが、あくまでこれはエメラルドに限ってのケースだという事。

たとえばこれがダイヤ真珠などの場合はハンドクリーム同様に輝きがくもってしまう原因となるので注意しなければなりません。
また、エメラルドであっても余分な油分を取り除くのはそう簡単ではないことをお忘れなく。

オイルなどの油分がジュエリーについてしまった時の対処法

万一オイルなどの油分がジュエリーについてしまった場合、中性洗剤を水で薄めた液で油分を洗い流すこともできます。

宝石をあしらっていないデザインのジュエリーなら中性洗剤で洗ったあと、しっかり水分を拭き取ってあげるお手入れの仕方で問題ありません。

ただし宝石によっては水分によって変質してしまうものもあるほか、エメラルドの場合は超音波洗浄によってひびが目立ってしまうこともあるので洗浄しても問題ない宝石か必ず確認しましょう。

ワセリンをはじめ、油分を含んだものはジュエリーにNGな成分

ハンドクリームや美容オイル以外ではワセリンも保湿ケアができるアイテムのひとつです。
手や唇など全身に使えるほか、赤ちゃんにも使えるものもあります。
でも赤ちゃんにも使えるワセリンではありますが、こちらもジュエリーにNGな油分を含んでいるのです。

油分はゴールドやシルバーを変色させてしまう原因のひとつ

ワセリンの原料は精製した石油(原油)なので、やはりジュエリーに着くことがないように気をつけたいものです。

それに油分が影響を及ぼすのは宝石だけでなく、ゴールドシルバーなどのマテリアルも含まれます。
代表的なものではシルバーお手入れが不十分だと皮脂によって変色してしまう科学反応があります。

そのシルバーですが、一般的なジュエリーに使われているK18やK10にも含まれているので、ゴールドも種類によっては油分変色する可能性が十分にあるのです。

ジュエリーを着けない時間帯にこそ集中保湿ケア

保湿性が高いワセリンではありますが、その分ベタつきが気になるという方もいますよね。
そのうえベタつきがある間はジュエリーを着けることはおすすめできません。

そういった方は就寝時にはめるハンドケア手袋を使ってみてはいかがでしょう。
ハンドケア手袋はジュエリーを着けない時間帯にしっかり保湿ケアができるほか、末端冷え性で悩んでいる方にもおすすめのアイテムです。

肌を綺麗に保つのに欠かせない保湿ケアですが、ジュエリーに余分な油分が着く原因となっていないか改めて見直してみてはいかがでしょう。

SEARCH

COLUMN RANKING

NEW COLUMN

COLUMN CATEGORY

ITEM RANKING

NEW ITEM

INSTAGRAM

インスタグラム

    Mariterra
    【New!】新規会員登録で2000円OFFキャンペーンのお知らせ