COLUMN
2021.06.10 更新
コーディネートお手入れ天然石ヒーリング効果パライバトルマリン
「アレキサンドライト」「パパラチアサファイア」と同じく、世界三大希少石のひとつとされている「パライバトルマリン」という宝石をご存知でしょうか。
1987年に発見されて以降、瞬く間に多くの人々を魅了した鮮やかなネオンブルーの宝石です。
今回は一度目にすれば忘れられない輝きを持つパライバトルマリンをピックアップしました。
目次
パライバトルマリンとほかのトルマリンは何が違うのか。
それはネオンブルーとも呼べる、パライバトルマリンならではの鮮やかな色合いです。
一般的に青いトルマリンは「ブルートルマリン」として流通していますが、一部のトルマリンのみ成長する過程で一定量の銅を含有することでネオンブルーが強くなる傾向があります。
そのため、同じブルーのトルマリンであっても銅の含有量が一定の基準に満たないものはパライバトルマリンとして鑑定されないのです。
パライバトルマリンはブラジルのパライバ州で発見された地名が由来となっています。
そのため、ブラジルはパライバトルマリンの名高い産地として知られています。
ただし、アフリカで産出されたトルマリンであっても鑑定した際に銅の含有量が一定の基準を満たしているブルートルマリンはパライバトルマリンとして流通しているものもあるようです。
パライバトルマリンはほかのトルマリンと同様にヒーリング効果が期待できる宝石とされています。
この説は一定の条件下でトルマリンからマイナスイオンが発生することが由来となっているようです。
そのほかでは、トルマリンのカラーごとに宝石言葉があることから「判断力を高める」「集中力を高める」といったブルートルマリンと同じ意味合いでお守りジュエリーとして身につけても良いかもしれません。
パライバトルマリンは硬度:7~7.5と、ほかのトルマリンと同じく普段使いのジュエリーとして申し分のない硬度をもつ宝石です。
※ただしクラック(ひび)が肉眼で見えるものは要注意です。
水分で変色が見られるといったこともありませんが、はずしたあとは汗や皮脂などが残らないようにやわらかい布でやさしく拭いてお手入れをするようにしましょう。
意外かもしれませんが、パライバトルマリンのジュエリーはオールシーズン使えるとっておきのジュエリーでもあります。
春夏の爽やかなコーディネートから秋冬はネオンカラーを活かしたワンポイントコーデなど、パライバトルマリンのジュエリーと一緒に色鮮やかな365日を過ごしてみませんか?
パライバトルマリンのジュエリーは春らしいカラーアイテムとのコーディネートも楽しむことができます。
たとえばシャーベットカラーやパステルカラーを中心にイエローやグリーンとの相性も抜群です。
季節を先取りしたコーディネートにも、パライバトルマリンの鮮やかなネオンブルーは活躍してくれることでしょう。
また、ネオンカラーが最も映える夏はパライバトルマリンが主役の季節と言っても良いかもしれません。
ホワイトカラーのアイテムと合わせればシンプルな服装でもさわやかなコーディネートが完成します。
もしパライバトルマリンの指輪を持っているなら、この時期ならではのビビッドなネイルとのコーディネートもおすすめです。
秋を迎えてブラウンやベージュなど落ち着いた色合いのベースカラーを着る季節はワンポイントとしてパライバトルマリンのジュエリーをコーディネートしてみてはいかがでしょう。
落ち着いた色合いばかりだとコーディネートが全体的に地味になりがちですが、パライバトルマリンのようなネオンカラーが入ると様になります。
冬になるとネイビーやブラックなど濃いベースカラーを着る機会も増えてくるので、ジュエリーを上手にコーディネートしたいですよね。
冬のイルミネーションよりもきらめくパライバトルマリンのピアスやイヤカフは、重くなりがちな冬のコーディネートを華やかに見せてくれます。
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