COLUMN
2020.12.10 更新
カラーバリエーションが豊富なトルマリンはピンクやグリーンなどいろいろなカラーが選べます。
そのなかでまるで海のきらめきを思わせるブルーの宝石「インディゴライトトルマリン」をご存知でしょうか。
今回は10月の誕生石ジュエリーをプレゼントに考えている方やマリンカラーの宝石を探している方におすすめしたいインディゴライトトルマリンの魅力をお届けします。
目次
「インディゴライト」と聞いてもあまり馴染みがない言葉ですが、インディゴとは日本でいうところの藍色を意味します。
その名の通り美しい藍色をしたインディゴライトトルマリンですが、なかにはトルマリンならではの多色性(角度で色が変わって見える性質)によってグリーンがかって見えることもあるのです。
そんなインディゴライトトルマリンのジュエリーは太陽の光を受けてきらきらと輝く海を思わせます。
この海の欠片を思わせるような独特の色合いはインディゴライトトルマリンが持つ魅力のひとつといえるでしょう。
また、インディゴライトトルマリンは他のカラーのトルマリンと比べても希少性が高いことで知られている宝石です。
そもそもトルマリンのカラーは成長の過程でどのような成分をどれだけ含んだかによって決まるものですが、インディゴライトトルマリンのようなカラーをした原石は簡単に見つかるものではありません。
それだけに美しいインディゴライトトルマリンは希少価値も高く、必ずしもジュエリーショップで出会えるとは限らないのです。
インディゴライトトルマリンはブラジルを始め、マダガスカルやスリランカ。
モザンビークやロシア、ナミビアなどトルマリンの主要産地から見つかります。
しかしながら、これだけ産地があるにも関わらずジュエリーに見合うだけのインディゴライトトルマリンは前述でご紹介したようになかなか巡り合えない宝石なのです。
色合いはもちろんのこと、透明度や内包物でも価値は大きく変わるため、美しいインディゴライトトルマリンと出会うことが出来たのならまさに良縁と言えます。
トルマリンはパワーストーンショップなどでヒーリング効果が期待できる宝石と言われていますが、インディゴライトトルマリンのヒーリング効果は美しいものに触れた時のような感覚に近いのだそうです。
たとえば美しいものを見聞きした時や真心に触れたときに「心が洗われる」というフレーズが使われることがありますよね。
同じようにインディゴライトトルマリンのジュエリーも大好きなアーティストの新曲を初めて聞いた時や映画を見て感動の涙を流した時のような感覚を呼び起こしてくれるのかもしれません。
感性を癒したい人へのお守りジュエリーとしてもおすすめの宝石です。
インディゴライトトルマリンは硬度:7~7.5と少なくとも水晶と同じかそれ以上の硬度をもつ宝石です。
そのため、普段使いのジュエリーとしても安心して身に着けることができます。
外したあとのお手入れですが、シルバー専用クロスの場合だと研磨剤が入っているものは宝石の傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。
基本的にメガネ拭きのようなやわらかい布でやさしく拭いてあげれば大丈夫です。
そのほかでは、宝石によっては紫外線が長時間当たることで退色してしまうものもあります。
念のため、インディゴライトトルマリンも保管する際はジュエリーボックスにしまうようにすることをおすすめします。
インディゴライトトルマリンは一粒だけでも十分に美しい宝石ですが、ほかの宝石と組み合わせることでさらにその美しさを引き出すことができます。
インディゴライトトルマリンをあしらったジュエリーの購入を考えている方はもちろん、記念日などプレゼント選びの参考になれば幸いです。
カラーストーンを主役とする場合、ダイヤやホワイトサファイアなどのカラーレスストーンとの組み合わせはまず間違いありません。
なぜならカラーレスストーンが光を反射することで、主役のインディゴライトトルマリンをさらに輝かせてくれるからです。
また、サイズが小さめのインディゴライトトルマリンであっても周りにカラーレスストーンをあしらうことで華やかさも増します。
そのため女性に人気も高く、指輪やネックレスに多いジュエリーデザインです。
そのほかに同じ色合いのカラーストーン同士で組み合わせるデザインもあります。
もちろんトルマリン同士でも相性の良い色は見つけやすいかと思います。
そのほかの宝石ではロンドンブルートパーズやサファイアなどもインディゴライトトルマリンにぴったりの色合いが見つかるのでおすすめです。
2つの宝石を主役にしたデザインやグラデーション仕立てのハーフエタニティリングなど、宝石の持つ色合いを楽しみたい方にぴったりのデザインです。
また、インディゴライトトルマリンはパールとの組み合わせも相性が抜群の宝石です。
パールのやわらかな色調とインディゴライトトルマリンの深いマリンカラーはまさに海がもたらした恵みを思わせます。
一粒石の指輪同士で重ね付けをしてもお洒落ですし、真珠をあしらったデザインのネックレスならフォーマルなコーディネートにも似合います。
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