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ラピスラズリ*星空のような青い宝石

2019.03.24 更新

天然石

ラピスラズリの写真

9月ないしは12月の誕生石でもあるラピスラズリは、いくつもの種類の鉱物が混じり合い生まれた神秘的な宝石です。

今回はそんなラピスラズリの誕生から、コーデのポイントまで、ラピスラズリに詳しくなれる内容をお届けします。

ラピスラズリを作り出している6つの鉱物たち

ラピスラズリは深い青にところどころ金が見えることで、星空にも例えられた宝石です。

パッと見ただけでは、二種類の鉱物が混ざっているように見えますが、実際はいくつもの鉱物が混ざっているのです。

ラピスラズリの深い青に欠かせないラズライト

ラピスラズリの深い青を形成するものは概ね四種類の鉱物です。

その一つが「ラズライト(青金石)」と呼ばれる鉱物で、ラピスラズリの深い青は主にはこのラズライトの色素が影響しています。

ちなみにラズライトと呼ばれる鉱物はもう一種類あり、こちらは和名が天藍石と言います。
こちらのラズライト(天藍石)は透明な深い水色であるため、ジュエリーショップで見かけることができます。
また、英語表記にした場合、青金石は「lazurite」、天藍石は「lazulite」という違いもあります。

ラピスラズリとうりふたつのソーダライト

ラズライト(青金石)と同じく、ラピスラズリの深い青を構成している鉱物には「ソーダライト」も大きく関わっています。
ものによってはソーダライトとラピスラズリを隣に置いたときに、一見ではその違いが解らないと言われるほど似ているものもあります。

実際、ソーダライトをラピスラズリの代用品として使っていたというエピソードもあるほどなので、購入時は注意が必要とも言われていました。

ラピスラズリの印象を変えるノゼアン

一方、ラズライトやソーダライトと違って、ラピスラズリに含まれる「ノゼアン(別名:ノーゼライト)」という鉱物は半透明の白もしくは灰色がかった鉱物です。

ラピスラズリにうっすら混じる白い部分が、ほぼノゼアンであると言われています。

このノゼアンはジュエリーショップで見かける機会はあまりなく、パワーストーンショップや鉱物標本を取り扱うショップの方が見かける機会があります。
ちなみにラピスラズリにノゼアンが混ざったものと、ノゼアンにラピスラズリやソーダライトが混ざったものとでは、印象がだいぶ変わるので一見の価値ありです。

ノゼアンと思いきやカルサイトが含まれていることも

また、ラピスラズリの白い部分はノゼアンのほかに「カルサイト」が影響していることもあります。
このカルサイトという鉱物は無色透明からピンクやオレンジのものなどカラーバリエーションも高く、人気のある宝石です。

必ずしもカルサイトやノゼアンが含まれるとは限りませんが、白が見えるラピスラズリには概ねこの二種類の鉱物もしくはどちらかが含まれています。

ラピスラズリの輝く星とも呼ばれるパイライト

ちなみにカルサイトやノゼアンと同じように、ラピスラズリの星ともいえる金色の「パイライト」も実は必ずしもラピスラズリに含まれるとは限らないのです。
産地によってはパイライトがほとんど含まれないラピスラズリも産出されます。

その為、同じラピスラズリであっても、パイライトやカルサイトなどが全く含まれない純粋に青いものもあれば、星が輝く夜空のようなラピスラズリなど様々な種類があるのです。

ラピスラズリにはダイヤより高額な鉱物が含まれる可能性もある

そして、最後にアウイン(別名:アウイナイト)もラピスラズリに含まれることがあると言われています。
アウインは薄いブルーからネオンブルーなど色の濃さに違いありますが、色の濃さとクオリティによっては同じ重さでもダイヤモンドより高額になると言われる貴重な宝石でもあります。

そんなアウインが含まれることもあるというのですから、ラピスラズリはいくつもの種類の鉱物が集まってできた奇跡の宝石なのかもしれませんね。

ラピスラズリの採掘にはシーズンがあるって本当?

ラピスラズリの産地として長い歴史を持っているのはアフガニスタンです。

近代では、ロシアやチリ、アメリカでも産出されるようになりましたが、ラピスラズリといえばアフガニスタンというイメージはいまだにあるようです。

また、アフガニスタンでもメインの採掘場は、季節によっては気温が0℃以下になることも珍しくないため安全に採掘できる初夏から秋と決まっています。
このことからも、古代ではラピスラズリが貴重な宝石として王族の宝飾品として貴重であったことが解ります。

国内外を問わず貴重な宝石であったラピスラズリ

海外を中心に古代で貴重な宝石とされていたラピスラズリですが、日本ではありがたい石という意味で貴重な石として伝えられてきました。

これは仏教で伝えられている七つの宝「七宝」の一つにラピスラズリが含まれているからなのです。

ただし、日本ではラピスラズリではなく和名の「瑠璃(るり)」という呼び方が一般的でした。
現代でも深い青のことを「瑠璃色」と呼びますが、当時は深い青色の石=瑠璃と呼ぶ風潮があったとも言われています。

美しい青を保つために守りたい、ラピスラズリのお手入れ方法にちなんだ宝石言葉が有名です。

ラピスラズリのお手入れですが、硬度:5~5.5ということもあり、お手入れや保管には注意が必要です。
まず、その硬度から衝撃にはあまり強くないため、ジュエリーボックスなどにしまう時も他のジュエリーとぶつかり合うことのないようにする必要があります。

そして、パイライトが含まれていることもあって、水分もあまり良くありません。
水分や汗などが付いた場合は、柔らかい布などでやさしくふき取ってあげましょう。

また、ラピスラズリは紫外線によって退色する性質もあります。
綺麗な青を保つ為にも、紫外線が長時間当たるような場所での保管は控えることをおすすめします。

ラピスラズリが現代においても人気を集める理由

ラピスラズリは古代エジプトなどでも、青に金色のパイライトが輝く姿から、天(夜空)を象徴する宝石として神聖視されていたというエピソードが残っています。
天を身にまとうということから、今でもラピスラズリには「魔除けのお守り」という意味合いがあるのだそうです。

そのほかにも「集中力を高める」「分析力を高める」など、青い色を目にした時にもたらす心理効果と同じような意味合いも信じられています。
これらの意味合いやラピスラズリ自体の美しさから人気が高く、パワーストーンを取り扱うお店でも定番の宝石といっても過言ではありません。

ラピスラズリをコーデに使う時におすすめの3カラーを紹介!

人は髪や瞳、肌の色などから自分に合うパーソナルカラーがあります。

そこでこのパーソナルカラーを参考に、ラピスラズリをコーデに取り入れる時に合わせやすいおすすめの3カラーをご紹介します。

絶対に外さないブルー×ホワイトの爽やかなコーデ

ラピスラズリをポイントに持ってくる時は、ピュアホワイトはもちろんのこと、ソフトホワイトやアイボリーといったほんの少し温かみを感じるホワイトカラーもおすすめです。

例えば、夏は爽やかにラピスラズリのブルーとホワイトだけのコーデでも十分成立します。
そのほかの季節は、この組み合わせにもう一色足してもバランスが取れるのでラピスラズリとホワイトカラーは鉄板の組み合わせです。

男女問わずにラピスラズリが馴染むグレーコーデ

また、ラピスラズリにはグレーカラーも馴染みます。

ブルーとグレーは寒色同士なので、相性的には悪くない組み合わせなのです。

この組み合わせにプラスするのであれば、シルバーのアクセサリーが相性が良いでしょう。
女性はもちろんのこと、グレーのスーツを着る男性にもネクタイピンやカフスなどにしたプレゼントもおすすめです。

ゴールドや落ち着いたイエローで作るラピスラズリの補色コーデ

そしてラピスラズリはゴールドカラーとも馴染みます。
青と黄色の補色に近い関係であることや、パイライトのゴールドが入っていることもあって、違和感なくコーデに取り入れることができるのです。

そのほかにもゴールドに近いイエローオーカー、マスタードやアンティークゴールドに近い色ともばっちりの相性です。
パーソナルカラーの診断結果によってはシルバーカラーのグレーよりも、ゴールドカラーが馴染む方もいるので相性の良いカラーを取り入れてみてくださいね。

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