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アパタイト*青でも緑でもない、深みのある宝石

2019.08.02 更新

天然石

アパタイトの写真

ジュエリーやアクセサリーを購入する際は一目惚れで選ぶ方も少なくないと思います。

でも、アパタイトに関しては事前知識を持たずに購入することはちょっと危険かもしれません。
そこで今回はアパタイトの由来やお手入れの方法など、アパタイトと長くお付き合いする為の情報をお届けします。

アパタイトを手にいれる前に知っておきたい2つのエピソード

アパタイトといえば青とも緑とも言いがたい深みのある色をした宝石です。

一般的にはブルーカラーということでまとめられていますが、実際のところアパタイトのカラーバリエーションは豊富で様々な種類があります。
選択肢の幅を広げて、とっておきのアパタイトを見つけましょう。

ブルーカラーだけじゃない、豊かなアパタイトのカラーバリエーション

パワーストーンショップなどで販売されているアパタイトはブルーグリーンに近いカラーが多いのに対し、ジュエリーショップなどでは透き通ったライトブルーやネオンブルーのアパタイトが多いものです。

一般的にはブルーカラーの宝石というイメージですが、実際はパープルやピンク、イエローカラーのアパタイトも産出されます。

このような色の豊富さも相まって、当時アパタイトはトルマリンなどほかの宝石と混同されやすい宝石とも言われていました。
実際、クオリティの良いアパタイトは一見パライバトルマリンなど高価な宝石と見間違うほどの美しさを持っています。

こういったエピソードが多々あることから、アパタイトの由来はギリシャ語の「apate=騙す、ごまかす」といった意味合いが元になっていると言われているのです。
逆に言えば、アパタイトは質にこだわればハイクラスのジュエリーに引けを取らないものが手に入るということなのです。

キャッツアイやスターが輝くアパタイトはラッキーな出会いかも!

また、アパタイトのバリエーションはカラーだけではありません。
猫の目のようなキャッツアイや十字に浮かび上がるスターが表面にキラリと輝くものもあります。

アパタイトを丸く加工したものに浮かび上がることが多いので、パワーストーンショップにあるようなブレスレットやピアス。
ジュエリーでいえばファセットカットではなく、つるんとしたカボションカットのアパタイトで主に見ることができます。

キャッツアイやスターが浮かび上がる種類の宝石は限られているうえ、全てに出るものとは限りません。
質も良く、キャッツアイやスターが浮かび上がるアパタイトが見つかった時はラッキーな出会いかもしれませんね。

天然のアパタイトは今がお買い得?

アパタイトはブラジルやミャンマー、スリランカといった南米地域だけでなく、カナダやスウェーデンでも産出されるので産出地域はそこまで限定的ではないようです。

ただし、パライバトルマリンのような発色の良いアパタイトはやはりブラジルを中心に産出されるようです。

しかしながら近年ではアパタイトも人工処理によって発色を上げたものも増えています。
天然で発色の綺麗なアパタイトとなると、近い未来にパライバトルマリンと同じくらいお値段が上がる可能性もあるかもしれませんね。

アパタイトを持つ時に気をつけたい3つのポイント

和名:燐灰石(りんかいせき)というように「灰」の文字が入るアパタイトの硬度は平均5前後と非常にデリケートです。
どれくらいデリケートかというと熟練のジュエリー職人であっても石留めの際に欠けてしまう可能性があります。

だからこそアパタイトの指輪やブレスレットなどを身につける際は、うっかりぶつけてしまうなんてことがないように注意しなければなりません。

また、紫外線や水分によって退色ないしは変色することもあります。
外したあとは柔らかい布で優しく拭き、紫外線に当たらないようにジュエリーボックスに必ずしまうようにしましょう。

アパタイトはちょうど良いバランス感のお守り

由来は「騙す、ごまかす」というアパタイトでしたが、宝石言葉としては「癒し」「行動力」が主なキーワードとなっています。

例えば癒しの意味合いだと「不安感の解消」「ストレスの解消」などです。
海のようなブルーグリーンを見つめることで精神的な安定をもたらしてくれるのかもしれません。

また、行動力という意味合いでは「自己の確立」「思考の方向転換」などがあります。
ブルーカラーには精神的に気持ちを落ち着かせてくれる効果が期待できると言われています。

時には休み、時が来たら動く。
アパタイトはワークライフバランスを考えたい人にとって、ちょうど良いバランス感で生きるお守りになってくれるジュエリーではないでしょうか。

身近な人へ贈りたい、アパタイトで飾るとっておきのプレゼント

ジュエリーやアクセサリーはプレゼントの定番といっても過言ではありません。
だからこそ、どんな宝石を選ぶかでセンスが問われることもあります。
そこで「どうしてこの宝石を選んだの?」と聞かれた時に、アパタイトならではのシチュエーションをご紹介します。

アパタイトのジュエリーで一味違ったサムシングブルーを演出

欧米には「サムシングブルー」という花嫁に何か青いものを持たせるという言い伝えがあり、日本でもこの言い伝えを取り入れてジュエリーをプレゼントする方も少なくありません。

その際に選ばれるのは「サファイア」「ブルートパーズ」などが多いようですが、一味変わったブルーの宝石を選びたい方はアパタイトがおすすめです。

アパタイトの魅力の一つはブルーともグリーンとも形容しがたい、あの独特なブルーグリーンの色味でしょう。
外国の海を思わせるグリーンブルー、夜景に浮かぶネオンブルーのような輝き…どちらも選びがたい色味の宝石です。

海や夜景などプロポーズのシチュエーションに合わせて、アパタイトのジュエリーをプレゼントするのも素敵ですね。

疲れている時に身につけたいアパタイトのジュエリー

実はアパタイトからはトルマリンの約90~100倍近くのマイナスイオンが発生しているという報告があります。

パワーストーン的な意味合いでも癒し効果が伝えられているのはこういった背景が影響しているのかもしれませんね。

そんなアパタイトを取り入れたジュエリーやアクセサリーは、ちょっと疲れている自分へのご褒美だけでなく、仕事を頑張っている友人や恋人へのプレゼントにもぴったりです。

アパタイトを取り入れたジュエリーやアクセサリーをプレゼントする際は是非このエピソードも伝えてみてはいかがでしょうか。

成長を願うお守りにぴったりなアパタイトのアクセサリー

アパタイトの成分はインプラントの原材料と近いことから、歯ないしは骨といったイメージと関連付けられることもあります。

そこから「成長のお守り」という意味合いに繋がり、子供に持たせるお守りとする方もいるようです。

「成長」といっても身体的な成長もあれば精神的な成長もあるでしょう。
アパタイトのアクセサリーやジュエリーを身につけることで、もしかすると何かのきっかけが掴めるかもしれませんね。

アパタイトは自分自身だけでなく恋人、友人や子供など身近な人へのプレゼントにふさわしい宝石です。
とっておきの一粒を選んで、日頃の思いを伝えましょう。

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